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砲術
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ほうじゆつ
武村兵曹は
今は
私と
同じやうに、
此軍艦の
賓客ではあるが、
彼は
軍艦を
家とする
水兵の
身——
水兵の
中にも
氣象勝れ、
特に
砲術、
航海術には
際立つて
巧妙な
男なので
武村兵曹と
云へば
快活な
事と、それから
砲術に
巧な
事と、また
腕力の
馬鹿に
強い
事とで、
日本海軍の
水兵仲間には
少なからず
顏の
賣れて
居つた
男なので、
今や
圖らずも
“砲術”の解説
砲術(ほうじゅつ)
火縄銃や大筒、棒火矢などを用いる日本式の伝統的な射撃術のこと。以下に詳述する。
西洋式の大砲などを撃つ技術。1.の大筒を扱う部分から訳語として採用された。
(出典:Wikipedia)