“砲術家”の読み方と例文
読み方割合
ほうじゅつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころの砲術家ほうじゅつかは、じっさいに大砲たいほうをつくったり、大砲たいほうのうちかたのけいこをするわけではありませんでした。
よくはおぼえていないが、江戸時代の砲術家ほうじゅつかで、伊豆いず韮山にらやま反射炉はんしゃろというものをきずいて、そこで、そのころとしてはめずらしい大砲を鋳造ちゅうぞうしたという人である。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)
諭吉ゆきちは、全国ぜんこくからあつまってくるひとたちをあいてにして、まるでもう、十ねんもまえから砲術ほうじゅつをまなんだ、りっぱな砲術家ほうじゅつかだとおもわれるほどに、ひとにあってこたえられるようになりました。