“反射炉”の読み方と例文
読み方割合
はんしゃろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくはおぼえていないが、江戸時代の砲術家ほうじゅつかで、伊豆いず韮山にらやま反射炉はんしゃろというものをきずいて、そこで、そのころとしてはめずらしい大砲を鋳造ちゅうぞうしたという人である。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)
そして早くもそのえ立った白金のそら、みずうみの向うのうぐいすいろの原のはてからけたようなもの、なまめかしいもの、古びた黄金、反射炉はんしゃろの中のしゅ、一きれの光るものがあらわれました。
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)