“短才”の読み方と例文
読み方割合
たんさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
格別かくべつに惜まれけれども主税之助は至て愚智ぐち短才たんさいに在ながら其心は大惡の生付うまれつきゆゑさらに取處もなくせめ半知はんぢも殘したまはる樣にと大岡殿肺肝はいかん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
預かる者ならずや斯る無智むち短才たんさいともがらに此重き役儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いとはず參りしと云ば天忠聞て其は又何事ぞや夫には何ぞ面白おもしろき事でも有やと申けるに大膳こたへさん隨分ずゐぶん面白おもしろからぬにも此なしまんよく仕課しおほせなば五萬石ぐらゐの大名には成るゝ事なれ共夫には我々の短才たんさいでは行屆ゆきとゞき申さず依て伯父御をぢご智慧ちゑ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)