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きつけ
ふりがな文庫
“
着付
(
きつけ
)” の例文
その
虻
(
あぶ
)
の
羽音
(
はおと
)
を、
聞
(
き
)
くともなしに
聞
(
き
)
きながら、
菊之丞
(
きくのじょう
)
の
枕頭
(
ちんとう
)
に
座
(
ざ
)
して、じっと
寝顔
(
ねがお
)
に
見入
(
みい
)
っていたのは、お七の
着付
(
きつけ
)
もあでやかなおせんだった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
藍微塵
(
あいみじん
)
の
素袷
(
すあわせ
)
に
算盤玉
(
そろばんだま
)
の三
尺
(
じゃく
)
は、
見
(
み
)
るから
堅気
(
かたぎ
)
の
着付
(
きつけ
)
ではなく、
殊
(
こと
)
に
取
(
と
)
った
頬冠
(
ほおかむ
)
りの
手拭
(
てぬぐい
)
を、
鷲掴
(
わしづか
)
みにしたかたちには、
憎
(
にく
)
いまでの
落着
(
おちつき
)
があった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
“着付(着付け)”の解説
着付け(きつけ)とは、和服を美しい着姿に着せ付けること、または着ること「装道」という言葉があるが、これは1970年代に一企業が商標登録したものであり、着付けを指す一般的な語ではない。。
(出典:Wikipedia)
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“着”で始まる語句
着
着物
着換
着更
着替
着衣
着流
着附
着座
着手