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真珠
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しんじゆ
ふりがな文庫
“
真珠
(
しんじゆ
)” の例文
旧字:
眞珠
世
(
よ
)
には、
清
(
きよ
)
らかな
白歯
(
しらは
)
を
玉
(
たま
)
と
云
(
い
)
ふ、
真珠
(
しんじゆ
)
と
云
(
い
)
ふ、
貝
(
かひ
)
と
言
(
い
)
ふ。……いま、ちらりと
微笑
(
ほゝえ
)
むやうな、
口元
(
くちもと
)
を
漏
(
も
)
るゝ
歯
(
は
)
は、
白
(
しろ
)
き
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
の
花片
(
はなびら
)
であつた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
上
(
うへ
)
のは細い
金
(
きん
)
の
枠
(
わく
)
に比較的大きな
真珠
(
しんじゆ
)
を
盛
(
も
)
つた当世風のもので、三年前結婚の御祝として代助から贈られたものである。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
玉まろき桃の枝ふく春のかぜ海に入りては
真珠
(
しんじゆ
)
生むべき
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
磯の波うへに
真珠
(
しんじゆ
)
を綴りたる
舞衣
(
まひぎぬ
)
のごとまろく拡がる
註釈与謝野寛全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ほれ見い、
真珠
(
しんじゆ
)
いろの月が出てゐる。
第二海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
色青き
真珠
(
しんじゆ
)
のたまよ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“真珠”の解説
真珠(しんじゅ)あるいはパール(Pearl)とは、貝から採れる宝石の一種である。
真珠は貝の体内で生成される宝石である。生体鉱物(バイオミネラル)と呼ばれる。貝殻成分を分泌する外套膜が、貝の体内に偶然に入りこむことで、(例えば、小石や寄生虫などの異物が貝の体内に侵入した時に外套膜が一緒に入り込み)天然真珠が生成される。つまり成分は貝殻と等しい。貝殻を作る軟体動物であれば、真珠を生成できる。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“真珠”で始まる語句
真珠島
真珠母
真珠湾
真珠色
真珠工病
真珠入
真珠姫
真珠庵
真珠末
真珠紐