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真物
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しんぶつ
ふりがな文庫
“
真物
(
しんぶつ
)” の例文
旧字:
眞物
かの橋柱は
後
(
のち
)
に
御領主
(
ごりやうしゆ
)
の
御蔵
(
ごぞう
)
となりしとぞ。
椎谷
(
しひや
)
は
余
(
よ
)
が
同国
(
どうこく
)
なれども幾里を
隔
(
へだて
)
たれば其
真物
(
しんぶつ
)
を
不見
(
みず
)
、今に
遺憾
(
ゐかん
)
とす。
姑
(
しばらく
)
伝写
(
でんしや
)
の
図
(
づ
)
を以てこゝに
載
(
のせ
)
つ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
いかにもよく似てはいるが、どちらも近頃出来の写しで、
真物
(
しんぶつ
)
じゃありません。本物が三百両するものなら、
紛
(
まが
)
い物や写しは、よく出来ていても三匁や五匁で買えます
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
余が友の画人
千春
(
ちはる
)
子が
真物
(
しんぶつ
)
を
傍
(
かたはら
)
におきて
縮図
(
しゆくづ
)
なし、
蛾眉山下※
(
がびさんかのはし
)
といふ五字は相場氏みづから心を
深
(
ふか
)
めてうつされしとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
かの橋柱は
後
(
のち
)
に
御領主
(
ごりやうしゆ
)
の
御蔵
(
ごぞう
)
となりしとぞ。
椎谷
(
しひや
)
は
余
(
よ
)
が
同国
(
どうこく
)
なれども幾里を
隔
(
へだて
)
たれば其
真物
(
しんぶつ
)
を
不見
(
みず
)
、今に
遺憾
(
ゐかん
)
とす。
姑
(
しばらく
)
伝写
(
でんしや
)
の
図
(
づ
)
を以てこゝに
載
(
のせ
)
つ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
余が友の画人
千春
(
ちはる
)
子が
真物
(
しんぶつ
)
を
傍
(
かたはら
)
におきて
縮図
(
しゆくづ
)
なし、
蛾眉山下※
(
がびさんかのはし
)
といふ五字は相場氏みづから心を
深
(
ふか
)
めてうつされしとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“真物”の意味
《名詞》
偽物でない本物。
(出典:Wiktionary)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮