“皓々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうこう79.3%
かう/\6.9%
こう/\6.9%
かうかう3.4%
しろじろ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初夏の或晩、楽友館の広間に、皓々(こうこう)と電燈がかがやいて、多くの人々が集った。この頃よくある停年教授の慰労会が催されるのらしい。
或教授の退職の辞 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
下弦(げゞん)の月(つき)は皓々(かう/\)と冴(さ)え渡(わた)りて、金蛇(きんだ)走(はし)らす浪(なみ)の上(うへ)には、たゞ本艦(ほんかん)の蒸滊機關(じようききくわん)の響(ひゞき)のみぞ悽(すさ)まじかつた。
淺草行の鐵道馬車のレールが雨に濡れて白く、繪雙紙屋(ゑざうしや)の店さきに人立ちがないので、皓々(こう/\)とした洋燈(らんぷ)の光りが、レールに流れてゐた。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
しなりと俎の下へ伸びた皓々(しろじろ)とした咽喉首(のどくび)に、触ると震えそうな細い筋よ、蕨(わらび)、ぜんまいが、山賤(やましず)には口相応、といって、猟夫だとて、若い時、宿場女郎の、※(まいらせそろ)もかしくも見たれど
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)