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皓々
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こう/\
ふりがな文庫
“
皓々
(
こう/\
)” の例文
淺草行の鐵道馬車のレールが雨に濡れて白く、
繪雙紙屋
(
ゑざうしや
)
の店さきに人立ちがないので、
皓々
(
こう/\
)
とした
洋燈
(
らんぷ
)
の光りが、レールに流れてゐた。
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
右
(
みぎ
)
に
左
(
ひだり
)
に
追
(
お
)
ひかけては
大溝
(
おほどぶ
)
の
中
(
なか
)
へ
蹴落
(
けおと
)
して
一人
(
ひとり
)
から/\と
高笑
(
たかわら
)
ひ、
聞
(
き
)
く
者
(
もの
)
なくて
天上
(
てんじやう
)
のお
月
(
つき
)
さま
宛
(
さ
)
も
皓々
(
こう/\
)
と
照
(
てら
)
し
給
(
たま
)
ふを
寒
(
さぶ
)
いといふ
事
(
こと
)
知
(
し
)
らぬ
身
(
み
)
なれば
唯
(
たゞ
)
こゝちよく
爽
(
さはや
)
かにて
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
皓
漢検1級
部首:⽩
12画
々
3画
“皓々”で始まる語句
皓々赫々