“疾(わづら)” の例文
私は三月(みつき)の余(よ)も疾(わづら)つて……そんな事も雅さんは知つてお在(いで)ぢやないのでせう。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
それが為に始終悒々(ぶらぶら)と全(まる)で疾(わづら)つてをるやうな気分で、噫(ああ)もうこんななら、いつそ死んで了(しま)はう、と熟(つくづ)くさうは思ひながら、唯(たつた)もう一目、一目で可うございますから貫一(かんいつ)さんに逢ひませんでは
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
さぞ吃驚(びつくり)して……きつと疾(わづら)ひでも為るでせうよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)