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疾視
ふりがな文庫
“疾視”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にら
50.0%
しつし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にら
(逆引き)
油汗を
鼻頭
(
はなさき
)
ににじませて、
下唇
(
したくちびる
)
を喰締めながら、暫らくの間
口惜
(
くちお
)
しそうに昇の馬鹿笑いをする顔を
疾視
(
にら
)
んで黙然としていた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ト苦々しそうに
冷笑
(
あざわら
)
ッたかと思うと、忽ちまた憤然として文三の貌を
疾視
(
にら
)
んで
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
疾視(にら)の例文をもっと
(1作品)
見る
しつし
(逆引き)
客を送り出でて満枝の内に
入来
(
いりきた
)
れば、ベッドの上に貫一の
居丈高
(
ゐたけだか
)
に起直りて、
痩尽
(
やせすが
)
れたる
拳
(
こぶし
)
を握りつつ、
咄々
(
とつとつ
)
、言はで忍びし無念に堪へずして、
独
(
ひと
)
り
疾視
(
しつし
)
の
瞳
(
ひとみ
)
を
凝
(
こら
)
すに会へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
疾視(しつし)の例文をもっと
(1作品)
見る
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
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