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留
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ルーブル
ふりがな文庫
“
留
(
ルーブル
)” の例文
諸君の
空いて居る
(
スワボードヌイ
)
一
留
(
ルーブル
)
を政府にかせ。そして偉大な事業を完成させようではないか。劇場の内へ出張所をつくった。そこで詳細は知って下さい
日記:17 観劇日記(一九二九―一九三〇年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ほしい人は手をあげて、五
哥
(
カペイカ
)
、十哥、
五十哥
(
パロビイナ
)
、一
留
(
ルーブル
)
、二留三留とたちまちあがってゆく。置物・衣裳・煙草入れ・皿・花瓶・傘・でっさん・敷物・時計、何でもある。
踊る地平線:01 踊る地平線
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
『其處にゐる軍人の
外套
(
まんと
)
からだに。私いさうだんべと思つて探したら、慥かにはあ四十一
留
(
ルーブル
)
と二十
哥
(
コペエク
)
ありましただあ。』言ひながら百姓は、分捕品でゝも有るかのやうに
羚羊
(
かもしか
)
の皮の財布を振り𢌞した。
我が最近の興味
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
この事業はアンドレイ・デレンコフによって精密に計画され、一
留
(
ルーブル
)
ごとに三分五厘の利益を得るように企図された。
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
なぜって、彼女らはみんなコルセットに手製のポケットを縫いつけて、そこへ醜業で
獲
(
え
)
た三
留
(
ルーブル
)
七十
哥
(
カペイカ
)
と一緒に、兵隊達が旧家の客間から盗み出した聖像を押し込んでいるんですもの。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
▼ もっと見る
車のボーイ、湯やシーツのために二十四
留
(
ルーブル
)
よこせと云い、やがて隣の男連と談判したら十二留に減った。
日記:13 一九二七年(昭和二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
無産の料理を与えられて、無産のお湯へはいり、無産の寝台に寝る。どうせいままで「略取」されて来たと信ずる「階級」の仕事だから、今度はさかんに「略取」する。無産の
室代
(
へやだい
)
八
留
(
ルーブル
)
。
踊る地平線:01 踊る地平線
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
細君が見て居たら、一フントのバター 5р.、テリャーチナ〔子牛肉〕の足一本十五
留
(
ルーブル
)
して居た由。
日記:16 一九三〇年(昭和五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
だから微々として振わず片っぱしからつぶれちまう。ちょうど私有財産もまんざら認めないではない、六十万
留
(
ルーブル
)
までは立派にゆるしているんだが、四十万の相続税を取るといったように——。
踊る地平線:01 踊る地平線
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
電車にぶら下って行くのを見つけられると、職業組合手帖を見せて、一
留
(
ルーブル
)
罰金をとられる。
「鎌と鎚」工場の文学研究会
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ハルビンで米貨を
留
(
ルーブル
)
に替えた時、彼はどの位損をしたか、得をしたか?——見ると、ロシアの金は五十カペイキの銀貨から一コペックに到るまで、鎌と槌標とを取まいて文字がかいてある。
モスクワ印象記
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
我々、迚も一人二百
留
(
ルーブル
)
など出せず。大体、室を貸す人間が自分から金高をきめず、いくら出せると聞くのは、我々にとって馴れぬ交渉のしかただ。そんなことを話すときN、下卑た表情を浮ぶ。
日記:14 一九二八年(昭和三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
三十五
留
(
ルーブル
)
貰い обед が二十八
哥
(
カペイカ
)
、それがつらいのもある。
無題(七)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
この毛布二十四
留
(
ルーブル
)
したんだって
一九二九年一月――二月
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
下着 二
留
(
ルーブル
)
日記:15 一九二九年(昭和四年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
“留”を含む語句
立留
逗留
踏留
留置
小留
歌留多
繋留
停留場
留守中
滯留
御逗留
取留
引留
留針
長逗留
呼留
留金
抑留
三留野
突留
...