トップ
>
申
>
まお
ふりがな文庫
“
申
(
まお
)” の例文
阿Qは早くも桑の樹にかじりつき土塀を跨いだ。人も大根も皆
垣
(
かき
)
の外へころげ出した。狗は取残されて桑の樹に向って吠えた。尼は念仏を
申
(
まお
)
した。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
かれ
寤
(
さ
)
めて問ひ給ひしかば、
爾時
(
ソノトキ
)
に「
御津
(
ミアサキ
)
」と
申
(
まお
)
しき。その時
何処
(
いずく
)
を
然
(
しか
)
言ふと問ひ給ひしかば、即、
御祖
(
ミオヤ
)
の前を
立去於坐
(
タチサリニイデマ
)
して、石川渡り、阪の上に至り留り、
此処
(
ここ
)
と申しき。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
寺寺
(
てらてら
)
の
女餓鬼
(
めがき
)
申
(
まお
)
さく
大神
(
おおみわ
)
の
男餓鬼
(
おがき
)
たばりてその子生まはむ (池田)
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“申”の解説
申(さる、しん)は、十二支のひとつ。通常十二支の中で第9番目に数えられる。
前は未、次は酉である。
(出典:Wikipedia)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
“申”を含む語句
申出
申候
申上
申合
申聞
申付
申刻
可申
申込
申分
申立
申渡
申開
見申
申来
申訳
庚申
不申
申兼
可申上
...