まお)” の例文
阿Qは早くも桑の樹にかじりつき土塀を跨いだ。人も大根も皆かきの外へころげ出した。狗は取残されて桑の樹に向って吠えた。尼は念仏をまおした。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
かれめて問ひ給ひしかば、爾時ソノトキに「御津ミアサキ」とまおしき。その時何処いずくしか言ふと問ひ給ひしかば、即、御祖ミオヤの前を立去於坐タチサリニイデマして、石川渡り、阪の上に至り留り、此処ここと申しき。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
寺寺てらてら女餓鬼めがきまおさく大神おおみわ男餓鬼おがきたばりてその子生まはむ (池田)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)