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甲
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ひとり
ふりがな文庫
“
甲
(
ひとり
)” の例文
渓流
(
たにがわ
)
の音が遠く聞ゆるけれど、二人の耳には入らない。
甲
(
ひとり
)
の心は
書中
(
しょちゅう
)
に奪われ、
乙
(
ひとり
)
は何事か深く
思考
(
おもい
)
に沈んでいる。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
左様
(
そう
)
サね、僕は忘れて了った。……何とか言ったッけ。」と
甲
(
ひとり
)
は
書籍
(
ほん
)
を拾い上げて、
何気
(
なにげ
)
なく答える。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
甲乙
(
ふたり
)
は無言で煙草を喫っている。
甲
(
ひとり
)
は
書籍
(
ほん
)
を
拈繰
(
ひねく
)
って
故意
(
わざ
)
と何か捜している風を見せていたが
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“甲”の解説
甲(こう、きのえ)は、十干の1番目である。
陰陽五行説では木性の陽に割り当てられており、ここから日本では「きのえ」(木の兄)ともいう。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
“甲”を含む語句
甲板
甲冑
甲虫
甲子
甲斐
甲斐性
甲斐々々
鼈甲
甲斐絹
甲比丹
甲胄
手甲
甲羅
年甲斐
甲府
甲州
鼈甲縁
鎧甲
甲掛
上甲板
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