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牛舎
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ぎゅうしゃ
ふりがな文庫
“
牛舎
(
ぎゅうしゃ
)” の例文
警視庁
(
けいしちょう
)
の
技師
(
ぎし
)
が、ふいに
牛舎
(
ぎゅうしゃ
)
の
検分
(
けんぶん
)
にきた。いきなり牛舎のまえに車にのりこんできて、すこぶる
権柄
(
けんぺい
)
に主人はいるかとどなった。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
どんどん黒い
松
(
まつ
)
の林の中を通って、それからほの白い
牧場
(
ぼくじょう
)
の
柵
(
さく
)
をまわって、さっきの入口から
暗
(
くら
)
い
牛舎
(
ぎゅうしゃ
)
の前へまた来ました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そのあいだにも花前はすこしでも、わが
行為
(
こうい
)
の
緊張
(
きんちょう
)
をゆるめない。やがて主人は
奥
(
おく
)
に
客
(
きゃく
)
があるというので
牛舎
(
ぎゅうしゃ
)
をでた。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
はり
板
(
いた
)
をふみたてる牛の足音がバタバタ
混合
(
こんごう
)
して聞こえる。主人も
牛舎
(
ぎゅうしゃ
)
へでた。
乳牛
(
にゅうぎゅう
)
はそれぞれ
馬塞
(
ませ
)
にはいって、ひとりは
掃除
(
そうじ
)
にかかる、ひとりは
飼
(
か
)
い
葉
(
ば
)
にかかる。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
“牛”で始まる語句
牛
牛蒡
牛込
牛車
牛乳
牛酪
牛耳
牛頭
牛肉
牛馬