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焼粉
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やきこ
ふりがな文庫
“
焼粉
(
やきこ
)” の例文
ただイキナリ粉の中へ混ぜて玉子の黄身一つと小匙一杯の塩と焼いた時
膨
(
ふく
)
らせるために
焼粉
(
やきこ
)
を大匙半分位入れて水で
捏
(
こ
)
ねて一度
展
(
の
)
すばかりです。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
その中の、
菱殻
(
ひしがら
)
の
焼粉
(
やきこ
)
の黄色い灰の上では、桜の枝と鹿の肩骨とが積み上げられて燃え上った。咒禁師はその
立
(
た
)
ち
籠
(
こ
)
めた煙の中で、片手に
玉串
(
たまぐし
)
を上げ、片手に抜き放った
剣
(
つるぎ
)
を持って舞を舞った。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
中匙軽く一杯へ牛乳五
勺
(
しゃく
)
水五勺とを入れてよく
煉
(
ね
)
って別にメリケン粉二斤と
焼粉
(
やきこ
)
大匙四杯とを
篩
(
ふる
)
っておいて今の物へザット混ぜて軽く
捏
(
こ
)
ねて二分位な厚さに
展
(
の
)
して
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
外に何の道具もないという片田舎でも出来ます。メリケン粉もない
焼粉
(
やきこ
)
もない玉子廻しもないという処でも出来ます。
先
(
まず
)
七、八寸の玉子焼鍋が一つあるとしましょう。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
別に篩の中へメリケン粉を大匙五杯にベーキングパウダー即ち
焼粉
(
やきこ
)
を大匙一杯
入
(
いれ
)
て
篩出
(
ふるいだ
)
します。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
... 六杯
掬
(
すく
)
うだろう。粉が大サジ六杯だと砂糖が中匙六杯さ、それに塩が小匙一杯にベーキングパウダーが小匙二杯さ」大原「ベーキングパウダーとは何だね」小山「即ち
焼粉
(
やきこ
)
さ、 ...
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
君のいうワッフルは菓子屋で売っているジャム
入
(
いり
)
だろう。あれはジャム入ワッフルといってこの原料よりモット玉子を多くして
焼粉
(
やきこ
)
を少くしてワッフル型という鉄板の型で皮を焼くのだ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋