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漿
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しょう
ふりがな文庫
“
漿
(
しょう
)” の例文
舌をもって草を
舐
(
な
)
め、その味によって種別した、とあり、齊の桓公の料理人易牙は、形の美を
謂
(
い
)
わずして味の
漿
(
しょう
)
を
嗜
(
たしな
)
んだ、という。
雪代山女魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
『大井川のくじらは、婦人にしてその味を知るなり』と、言うことからそれは別として山鯨、なめくじら、
海豚
(
いるか
)
に至るまで、その
漿
(
しょう
)
を舌端に載せてみた。
海豚と河豚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
私は流れに沿った一室に綿の入った
褞袍
(
どてら
)
にくるまり、小杯を相手として静かに鰍の
漿
(
しょう
)
を耽味したのであった。
姫柚子の讃
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
一刻も早く狸肉に接して、その
漿
(
しょう
)
を
賞翫
(
しょうがん
)
したいと思っているのだが、なかなか本ものが出てこないのである。
たぬき汁
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
一刻も早く狸肉に接して、その
漿
(
しょう
)
を
賞翫
(
しょうがん
)
したいと思つてゐるのだが、なか/\本ものが出てこないのである。
たぬき汁
(新字旧仮名)
/
佐藤垢石
(著)
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“漿”を含む語句
酸漿
酸漿提灯
鉄漿
脳漿
水漿
岩漿
鉄漿染
漿水
鐵漿
血漿
鉄漿溝
漿液
海酸漿
漿果
酢漿草
赤酸漿
金漿
肉漿
丹波酸漿
箪食壺漿
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