“漿水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうすゐ33.3%
しょうすい33.3%
しる33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ故にこそは母のねむりをもおどろかしたてまつれ。只々ゆるし給へと潸然さめざめなき入るを、老母いふ。一一〇牢裏らうりつながるる人は夢にもゆるさるるを見え、かつするものは夢に漿水しやうすゐを飲むといへり。
その漿水しょうすいの発散は、光線の層積は、まだ私の目には浮んで来ない。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
おお、れる、滴れる、トマトの漿水しるが。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)