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肉漿
ふりがな文庫
“肉漿”の読み方と例文
読み方
割合
にくしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくしょう
(逆引き)
肉漿
(
にくしょう
)
と泥とに、着物は生昆布のように濡れて、縞目も判りませんが、左の胸へは脇差が一本、深々と突っ立って、赤錆に錆びております。
銭形平次捕物控:049 招く骸骨
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
...
絞
(
しぼ
)
って
肉漿
(
にくしょう
)
にする時にも必ずジャガ薯を食べるのはその訳だ。君今度の御馳走は長崎有名の
角煮
(
かくに
)
だからよく味ってくれ給え」客「色々御馳走が出来るね」主人
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
しかし
肉漿
(
にくしょう
)
や膿血は拭ひ得てもその欲情の
難
(
くるし
)
みのしんは残つてゐる。この老いにしてなほ触るれば物を
貪
(
むさぼ
)
り恋ふるこころのたちまち
鎌首
(
かまくび
)
をもたげて来るのに驚かれた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
肉漿(にくしょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉塊
肉汁
肉體
肉刺
肉叉
肉身
肉置
“肉漿”のふりがなが多い著者
村井弦斎
吉川英治
岡本かの子
野村胡堂