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箪食壺漿
ふりがな文庫
“箪食壺漿”の読み方と例文
読み方
割合
たんしこしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんしこしょう
(逆引き)
箪食壺漿
(
たんしこしょう
)
の歓びに沸きたってはおるが、かんじんな相馬の
大殿
(
おおとの
)
将門
君
(
ぎみ
)
が、なんと、ややもすれば、お淋しそうな、お顔つきではあるまいか。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんな江戸の時世でいながら、
銅鑼亀
(
どらかめ
)
さんの部屋にいる
日傭取
(
ひようとり
)
などは、食う話ばかりしていて
箪食壺漿
(
たんしこしょう
)
にたんのうしたことなどは夢にもない。
醤油仏
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでにして三軍は、成都の市街を離れて、郊外へさしかかったが、郊外へ出ればここにも田園の百姓老幼が、
箪食壺漿
(
たんしこしょう
)
して、王師の
行
(
こう
)
をねぎらった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
箪食壺漿(たんしこしょう)の例文をもっと
(5作品)
見る
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
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