トップ
>
添
>
ぞい
ふりがな文庫
“
添
(
ぞい
)” の例文
高台の職人の
屈竟
(
くっきょう
)
なのが、二人ずれ、翌日、水の引際を、炎天の下に、大川
添
(
ぞい
)
を見物して、
流
(
ながれ
)
の末一里
有余
(
あまり
)
、海へ出て、暑さに泳いだ豪傑がある。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「お稲の芝居は死骸の黒髪の長いまでじゃ。ここでは知らぬによって、後は
去
(
い
)
んで、二度
添
(
ぞい
)
どのに聞かっしゃれ、二度添いの
女子
(
おなご
)
に聞かっしゃれ。」
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
先達
(
せんだつ
)
の仁右衛門は、早やその
樹立
(
こだち
)
の、
余波
(
なごり
)
の夜に肩を入れた。が、見た目のさしわたしに似ない、帯がたるんだ、ゆるやかな川
添
(
ぞい
)
の道は、本宅から約八丁というのである。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私は即座に、その二度
添
(
ぞい
)
、そのうわなり、その後妻に、今ここで聞きました。……
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“添”を含む語句
添書
附添
添乳
差添
後添
川添
付添
心添
介添
連添
添臥
浦添
引添
河添
添上
相添
添遂
添寝
添状
口添
...