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浪江
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なみえ
ふりがな文庫
“
浪江
(
なみえ
)” の例文
浪江
(
なみえ
)
近くに一基の窯があって、
海鼠釉
(
なまこぐすり
)
を用います。鉢だとか
擂鉢
(
すりばち
)
だとか片口だとかに、しっかりした品物を見かけます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
……そこで義敦はわざと書院では会わず、
数寄屋
(
すきや
)
で侍女の
浪江
(
なみえ
)
に茶をたてさせながら、新九郎を呼んだ。
蕗問答
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
秋山伊豆、名は惟恭、
字
(
あざな
)
は仲礼、
小字
(
せうじ
)
は
浪江
(
なみえ
)
、長じて伊豆と称した。巌山、
千別舎
(
ちわきのや
)
の号がある。讚岐国那珂郡櫛梨村の人、文久三年四月十日五十七歳にして歿した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
お懐かしき茅野雄様、
妾
(
わたし
)
は
浪江
(
なみえ
)
でござります。あなたのたった一人きりの、
従妹
(
いとこ
)
の浪江でござります。浪江があなた様へお願いいたします。妾の
処
(
ところ
)
へおいでくださいましと。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「私のところへ来たのは、鉄馬殿の娘
浪江
(
なみえ
)
を、
藁
(
わら
)
のうちから育てた、
加世
(
かよ
)
という
乳母
(
うば
)
で、用事にかこつけて、土蔵の中に入り込み、直々鉄馬殿に頼まれて、ここまで隠れてやって来たというのだ——」
銭形平次捕物控:012 殺され半蔵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
磐城
双葉
(
ふたば
)
郡
浪江
(
なみえ
)
町大字川添字間々内
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
二人は
茅野雄
(
ちのお
)
と
浪江
(
なみえ
)
とであった。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“浪”で始まる語句
浪
浪花節
浪華
浪漫的
浪花
浪速
浪打際
浪漫
浪人
浪費