浦佐うらさ)” の例文
すむ魚沼郡うおぬまこほりうち浦佐うらさ宿のざい大倉村の樵夫きこり八海山に入りし時、いかにしてか白き児熊こくまいけどり、世にめづらしとてかひおきしに香具師かうぐし(江戸にいふ見世もの師の古風なるもの)これを買もとめ
我住塩沢よりしも越後の方へ二宿こえて(六日町五日町)浦佐うらさといふ宿あり。こゝに普光寺ふくわうじといふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の毘沙門堂びしやもんだうあり。つたへていふ、此堂大同二年の造営ざうえいなりとぞ。
浦佐うらさ小出嶋こでじま組の村々 ▲模様もやうるゐあるひ飛白かすりいはゆる藍錆あゐさびといふは塩沢しほざは組の村々 ▲藍綅あゐじまは六日町組の村々 ▲紅桔梗縞べにききやうしまのるゐは小千谷をぢや組の村々 ▲浅黄繊あさぎじまのるゐは十日町組の村々也。
我住塩沢よりしも越後の方へ二宿こえて(六日町五日町)浦佐うらさといふ宿あり。こゝに普光寺ふくわうじといふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の毘沙門堂びしやもんだうあり。つたへていふ、此堂大同二年の造営ざうえいなりとぞ。
○ 浦佐うらさ堂押だうおし