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泣虫
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なきむし
ふりがな文庫
“
泣虫
(
なきむし
)” の例文
旧字:
泣蟲
本当に嬢様は
泣虫
(
なきむし
)
ですよ、お気が小さくっていらっしゃいますから、あなた
不憫
(
ふびん
)
と思って時々逢って上げて下さいまし、あの
最
(
も
)
うお帰りですか、又お参りにいらっしゃって
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一日
(
いちにち
)
床
(
とこ
)
を
敷
(
し
)
いて
臥
(
ふせ
)
つて
居
(
ゐ
)
た
事
(
こと
)
も
一度
(
いちど
)
や
二度
(
にど
)
では
御座
(
ござ
)
りませぬ、
私
(
わたし
)
は
泣虫
(
なきむし
)
で
御座
(
ござ
)
いますから、その
強情
(
がうじやう
)
の
割合
(
わりあひ
)
に
腑甲斐
(
ふがひ
)
ないほど
掻卷
(
かいまき
)
の
襟
(
えり
)
に
喰
(
くひ
)
ついて
泣
(
な
)
きました、
唯々
(
たゞ/\
)
口惜
(
くや
)
し
涙
(
なみだ
)
なので
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
泣虫
(
なきむし
)
やすつ
飛
(
と
)
べ。
差上
(
さしあ
)
げて
廻
(
まは
)
した。
とんぼの眼玉
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“泣虫”で始まる語句
泣虫甚内