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氣不味
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きまづ
ふりがな文庫
“
氣不味
(
きまづ
)” の例文
新字:
気不味
云
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
すなら
御米
(
およね
)
の
寐
(
ね
)
てゐる
今
(
いま
)
である。
今
(
いま
)
ならどんな
氣不味
(
きまづ
)
いことを
双方
(
さうはう
)
で
言
(
い
)
ひ
募
(
つの
)
つたつて、
御米
(
およね
)
の
神經
(
しんけい
)
に
障
(
さは
)
る
氣遣
(
きづかひ
)
はない
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
宗助
(
そうすけ
)
と
御米
(
およね
)
とは
仲
(
なか
)
の
好
(
い
)
い
夫婦
(
ふうふ
)
に
違
(
ちがひ
)
なかつた。
一所
(
いつしよ
)
になつてから
今日
(
こんにち
)
迄
(
まで
)
六
年
(
ねん
)
程
(
ほど
)
の
長
(
なが
)
い
月日
(
つきひ
)
をまだ
半日
(
はんにち
)
も
氣不味
(
きまづ
)
く
暮
(
くら
)
した
事
(
こと
)
はなかつた。
言逆
(
いさかひ
)
に
顏
(
かほ
)
を
赤
(
あか
)
らめ
合
(
あ
)
つた
試
(
ためし
)
は
猶
(
なほ
)
なかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
氣
部首:⽓
10画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“氣不”で始まる語句
氣不精