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柱
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ちゅう
ふりがな文庫
“
柱
(
ちゅう
)” の例文
とたんに樹々の
嫩葉
(
わかば
)
も梢もびゅうびゅうと鳴って、一点暗黒となったかと思うまに、一
柱
(
ちゅう
)
の
巻雲
(
まきぐも
)
が、はるか彼方の山陰をかすめて立ち昇った。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その門前なる二
柱
(
ちゅう
)
のガス燈の昨夜よりも少しく暗きこと、往来のまん中に脱ぎ捨てたる
草鞋
(
わらじ
)
の片足の、霜に
凍
(
い
)
て
附
(
つ
)
きて堅くなりたること、
路傍
(
みちばた
)
にすくすくと立ち
併
(
なら
)
べる枯れ柳の
夜行巡査
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
柱
(
ちゅう
)
の煙をみるたび、谷が吠えるような
喊声
(
かんせい
)
である。火の雨の下にある城兵の混乱ぶりを想像しての
快哉
(
かいさい
)
なのだ。だが、矢ごろには限界がある。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“柱”の解説
柱(はしら)は、材を垂直に立てて建築物の支え(ささえ)としたもの。
柱は建築物の構成要素となるほか、電柱や御柱など、それ自身が構築物(内部空間がないので建築物ではない)となっていることもある。
(出典:Wikipedia)
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
“柱”を含む語句
円柱
氷柱
支柱
磔柱
帆柱
脊柱
柱頭
柱石
柱列
電柱
角柱
人柱
水柱
門柱
一柱
標柱
柱廊
床柱
琴柱
火柱
...