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朝廷
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みかど
ふりがな文庫
“
朝廷
(
みかど
)” の例文
その時、其津の
水沼於而
(
ミヌマイデ(?)テ
)
、御身
沐浴
(
ソヽ
)
ぎ
坐
(
マ
)
しき。
故
(
かれ
)
、国造の
神吉事
(
カムヨゴト
)
奏
(
まお
)
して
朝廷
(
みかど
)
に
参向
(
まいむか
)
ふ時、其水沼
出而
(
イデヽ
)
用ゐ初むるなり。
水の女
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
朝廷
(
みかど
)
の大命の畏くて、故郷に残しおきつる妻子の今宵や指かがなへて帰るを待つらむなど、
益荒武雄
(
ますらたけを
)
の心ながらも宛ら
磯礁
(
いそいは
)
に砕くる白波に似たりけり。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
「およそ
朝廷
(
みかど
)
の人どもは、
旦
(
あした
)
には朝廷に參り、晝は志毘が
門
(
かど
)
に
集
(
つど
)
ふ。また今は志毘かならず寢ねたらむ。その門に人も無けむ。かれ今ならずは、謀り難けむ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
今日よりは
朝廷
(
みかど
)
たふとみさひづるや
唐国人
(
からくにびと
)
にへつらふなゆめ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
食国
(
をすくに
)
の
遠
(
とほ
)
の
朝廷
(
みかど
)
に
汝等
(
いましら
)
し 斯く
罷
(
まか
)
りなば 平らけく 吾は遊ばむ
手抱
(
たうだ
)
きて 我は
御在
(
いま
)
さむ
天皇
(
すめら
)
朕
(
わ
)
が うづの
御手
(
みて
)
以
(
も
)
ち
掻撫
(
かきな
)
でぞ
労
(
ね
)
ぎたまふ うち撫でぞ 労ぎたまふ 還り来む日 相飲まむ
酒
(
き
)
ぞ この
豊御酒
(
とよみき
)
は
君臣相念
(新字旧仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
▼ もっと見る
かれ命を受けたまはりて、罷り
行
(
い
)
でます時に、伊勢の大御神の宮に參りて、神の
朝廷
(
みかど
)
三
を拜みたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
百合姫の
朝廷
(
みかど
)
はありと、——
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“朝廷”の意味
《名詞》
朝 廷(ちょうてい)
天子、天皇、君主が国の政治を執るところ。
(出典:Wiktionary)
“朝廷”の解説
朝庭
朝廷(ちょうてい)とは、漢字文化圏諸国における君主制下で官僚組織を伴った政府および政権を指す。また、君主が政治執務を行う場所や建物(朝堂院:朝政と朝儀を行う廟堂)。
(出典:Wikipedia)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
廷
常用漢字
中学
部首:⼵
7画
“朝廷”で始まる語句
朝廷別
朝廷辺