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朋輩
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はうばい
ふりがな文庫
“
朋輩
(
はうばい
)” の例文
店の小僧達——よく
朋輩
(
はうばい
)
の事を知つて居るのに聽くと、梅吉は
奈良屋
(
ならや
)
の身代を乘つ取るために、伜の幾太郎を勘當させて、娘のお榮を手に入れることに熱中して居た證據が
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
年
(
とし
)
は
隨
(
ずい
)
一
若
(
わか
)
けれども
客
(
きやく
)
を
呼
(
よ
)
ぶに
妙
(
めう
)
ありて、さのみは
愛想
(
あいさう
)
の
嬉
(
うれ
)
しがらせを
言
(
い
)
ふやうにもなく
我
(
わが
)
まゝ
至極
(
しごく
)
の
身
(
み
)
の
振舞
(
ふるまい
)
、
少
(
すこ
)
し
容貌
(
きりよう
)
の
自慢
(
じまん
)
かと
思
(
おも
)
へば
小面
(
こづら
)
が
憎
(
に
)
くいと
蔭口
(
かげぐち
)
いふ
朋輩
(
はうばい
)
もありけれど
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何そんな気の
利
(
き
)
いた物は有りさうにもしない生れると直さま橋の
袂
(
たもと
)
の貸赤子に出されたのだなどと
朋輩
(
はうばい
)
の奴等が
悪口
(
わるくち
)
をいふが、もしかするとさうかも知れない、それなら己れは
乞食
(
こじき
)
の子だ
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“朋輩”の意味
《名詞》
同じ師につくなかま。
同じ職場の同僚。
(出典:Wiktionary)
朋
漢検準1級
部首:⽉
8画
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
“朋輩”で始まる語句
朋輩衆
朋輩同志
朋輩遊女