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月半
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つきなか
ふりがな文庫
“
月半
(
つきなか
)” の例文
「
去年
(
きょねん
)
も、この
月半
(
つきなか
)
ばに
山
(
やま
)
を
下
(
お
)
りたのだが、
今年
(
ことし
)
は、いつもより
冬
(
ふゆ
)
が
早
(
はや
)
いらしい。」と、
主人
(
しゅじん
)
は、
立
(
た
)
って、
窓
(
まど
)
の
障子
(
しょうじ
)
を
開
(
あ
)
けて、
裏山
(
うらやま
)
の
方
(
ほう
)
をながめました。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この夜二人はただ
嬉
(
うれ
)
しくて面白くて、将来の話などしないで寝てしまった。翌朝お千代が来た時までに、とにかく省作がまず一人で東京へ出ることとこの
月半
(
つきなか
)
に
出立
(
しゅったつ
)
するという事だけきめた。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「ちょうど、先々月の
月半
(
つきなか
)
ばでした」
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“月”で始まる語句
月
月代
月日
月夜
月光
月明
月並
月末
月輪
月琴