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會釋
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えしやく
ふりがな文庫
“
會釋
(
えしやく
)” の例文
新字:
会釈
薄明りの中で、よくは判りませんが、色の白い、背の高い、
身扮
(
みなり
)
は至つて粗末ですが、いかにも立派な男で、行き違ひざま、平次とガラツ八の顏を見て、輕く
會釋
(
えしやく
)
を返して往來へ出て行きます。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
少年
(
せうねん
)
は
私
(
わたくし
)
を
見
(
み
)
るよりいと
懷
(
なつ
)
かし
氣
(
げ
)
に
倚子
(
ゐす
)
から
立
(
た
)
つて『おはよう。』とばかり
可愛
(
かあい
)
らしき
頭
(
かうべ
)
を
垂
(
た
)
れた。『
好朝
(
おはよう
)
。』と
私
(
わたくし
)
も
輕
(
かろ
)
く
會釋
(
えしやく
)
して
其
(
その
)
傍
(
かたはら
)
に
進
(
すゝ
)
み
寄
(
よ
)
り、
何
(
なに
)
となく
物淋
(
ものさび
)
し
氣
(
げ
)
に
見
(
み
)
えた
春枝夫人
(
はるえふじん
)
に
眼
(
まなこ
)
を
轉
(
てん
)
じ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
會
部首:⽈
13画
釋
部首:⾤
20画
“會”で始まる語句
會
會得
會話
會計
會合
會員
會社
會堂
會式
會〻