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しょそう
ふりがな文庫
“
書窓
(
しょそう
)” の例文
書窓
(
しょそう
)
から眺めると、
灰色
(
はいいろ
)
をした
小雨
(
こさめ
)
が、
噴霧器
(
ふんむき
)
で
噴
(
ふ
)
く様に、
弗
(
ふっ
)
——
弗
(
ふっ
)
と北から
中
(
なか
)
ッ
原
(
ぱら
)
の杉の森を
掠
(
かす
)
めて
斜
(
はす
)
に
幾
(
いく
)
しきりもしぶいて通る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
かかりしほどに、
一日
(
あるひ
)
朝鮮変乱に引き続きて、日清の談判開始せられたりとの報、
端
(
はし
)
なくも妾の
書窓
(
しょそう
)
を驚かしぬ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
成程余が
書窓
(
しょそう
)
から此頃常に見る旗と同じ紅白染分の旗が、路傍の松の
梢
(
こずえ
)
にヒラヒラして居る。東北の方にも見える。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
三
書窓
(
しょそう
)
の警報
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
余の
書窓
(
しょそう
)
から西に
眺
(
なが
)
むる
甲斐
(
かい
)
の
山脈
(
さんみゃく
)
を
破
(
は
)
して緑色
濃
(
こ
)
き
近村
(
きんそん
)
の松の
梢
(
こずえ
)
に、何時の程からか紅白
染分
(
そめわけ
)
の旗が
翻
(
ひるがえ
)
った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“書窓”の意味
《名詞》
書斎の窓。
書斎。
(出典:Wiktionary)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
“書”で始まる語句
書
書物
書肆
書籍
書翰
書付
書生
書棚
書割
書斎