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更
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ざら
ふりがな文庫
“
更
(
ざら
)” の例文
博士は
呟
(
ぼや
)
きながら眉をしかめたが、そんな取沙汰を思ふと、まん
更
(
ざら
)
悪い気持もしないらしかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
が、そなたの気持が、まん
更
(
ざら
)
、わからぬ拙者でもござりませぬぞ、それにしても、なぜ、子供のときから、いわば
伯父
(
おじ
)
姪
(
めい
)
のようにも親しんで来た、拙者どもに、心の中を
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
そんな贅沢な人間を生んだこの上州の田舎も
万
(
ママ
)
更
(
ざら
)
、野暮じゃないところかも知れない。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ですから、まん
更
(
ざら
)
値打のないものでもありませんわねえ
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「うむ、まん
更
(
ざら
)
心当りがねえでもねえのよ。まあ、逢って見ねえことにゃあ——」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“更”を含む語句
夜更
更衣
深更
着更
初更
衣更
猶更
尚更
五更
変更
更紗
殊更
三更
二更
更生
一更
更行
満更
今更
万更
...