晩餐ばん)” の例文
自分じぶん炊事すゐじかすことが出來できないのとで晝餐ひるでも晩餐ばんでも他人ひとよりはやかへつてなければならない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
次手ついでに、御挨拶ごあいさつまをしたい。の三本木ぼんぎ有志いうし方々かた/″\から、こゝで一ぱくして晩餐ばんと一しよに、一せき講話かうわを、とあつたのを、ひらにおわびをしたのは、……かるがゆゑにはかまがなかつたためではない。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)