日本国にほんこく)” の例文
旧字:日本國
みこと日本国にほんこくにとりてならびなき大恩人だいおんじんであることはいうまでもなけれど、しかしころされた賊徒ぞくとになってれば、みことほど、にもにくいものはない。
とうとうおしまいにこの日本国にほんこく皇子おうじまれてて、ほとけみち跡方あとかたもないところ法華ほっけたねいた。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
我が国は大日本帝国だいにっぽんていこくなのか、日本国にほんこくなのか、またこれを口にするに或いはニッポンと云い、或いはニホンと云い、外国人はジャパンとも、ヤポンなどとも云っているが
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
日本国にほんこくの森に似しかなと近づくに椰子やしくろぐろとつづきて居たり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)