数日すうじつ)” の例文
旧字:數日
それから、数日すうじつたちました。少年しょうねん病気びょうきは、いいほうにかいました。医者いしゃは、まゆひらいてわらいました。母親ははおやかおにもはなやかなわらいがかびました。
町の天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こうして、数日すうじつのあいだは、眠ってはたべ、眠ってはたべてばかりいました。
数日すうじつののち、長崎ながさきについた諭吉ゆきちは、桶屋町おけやちょう光永寺こうえいじというてらにいきました。
翌朝よくあさ東京とうきょうからきた、伯父おじさんがきました。そして、数日すうじつのちには、達吉たつきちは、その伯父おじさんにつれられて、おもおおい、自分じぶんまれたこのむらかららなければならなかったのでした。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのときから、数日すうじつのちのことでした。
雲のわくころ (新字新仮名) / 小川未明(著)