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揮
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さしまね
ふりがな文庫
“
揮
(
さしまね
)” の例文
代つて現れたのは白髮を切つて
撫附
(
なでつけ
)
にした
媼
(
おうな
)
である。「どうぞこちらへ」と云つて、わたくしを
揮
(
さしまね
)
いた。わたくしは媼と
帳場格子
(
ちやうばがうし
)
の
傍
(
そば
)
に對坐した。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
老夫は鞭を
驢
(
うさぎうま
)
に加へて、おのれもひたと引き添ひつゝ、暗き
徑
(
みち
)
を
馳
(
は
)
せ出せり。われは猶媼の一たび手もて
揮
(
さしまね
)
くを見しが、その姿忽ち
重
(
かさな
)
る梢に隱れぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ある夜己が
揮
(
さしまね
)
いたので、あらゆる星が
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
兵卒は、
客人
(
まらうど
)
達は山の機嫌好き日に來あはせ給ひぬとて、我等を
揮
(
さしまね
)
きて進ましめたり。われは初めその何處に導くべきかを知らざりき。火を噴ける坑口は今近づくべきにあらねばなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
(二人を
揮
(
さしまね
)
いて起立せしむ。)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
ファウスト(左の方を
揮
(
さしまね
)
く。)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
揮
常用漢字
小6
部首:⼿
12画
“揮”を含む語句
一揮
指揮
揮毫
発揮
指揮者
發揮
揮発油
揮下
揮廻
揮上
墨客揮犀
揮発
揮返
揮配
揮舞
揮良夫
揮毫者
揮𢌞
搉揮
擢揮
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