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揮上
ふりがな文庫
“揮上”の読み方と例文
読み方
割合
ふりあ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりあ
(逆引き)
(畜生さあ、鳴かねえ鶯なら絞殺して附焼だ。)と愛吉はちらつく
眼
(
まなこ
)
、二三度
撲
(
なぐ
)
りはずして、
独
(
ひとり
)
で
蹌踉
(
よろ
)
けざまにまた
揮上
(
ふりあ
)
げた。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
此方
(
こちら
)
は生垣で
路
(
みち
)
がありませんから、慌てゝ前の方の大豆や小豆などが干してある所へ来て、
莚
(
むしろ
)
に
躓
(
つまず
)
いて倒れる所を、丹三郎が
長刀
(
ながもの
)
を
揮上
(
ふりあ
)
げ、一刀に太左衞門を切ろうとする
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
手
(
て
)
にした
腕
(
かひな
)
を、
思切
(
おもひき
)
つたしるしに、
擲
(
たゝきつ
)
けやうとして
揮上
(
ふりあ
)
げた、……
其
(
そ
)
の
拳
(
こぶし
)
を
漏
(
も
)
れて、ころ/\と
采
(
さい
)
が
溢
(
こぼ
)
れて。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
揮上(ふりあ)の例文をもっと
(3作品)
見る
揮
常用漢字
小6
部首:⼿
12画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“揮”で始まる語句
揮
揮毫
揮発油
揮返
揮廻
揮下
揮発
揮亳
揮配
揮墨
“揮上”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡太郎
泉鏡花