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拙郎
ふりがな文庫
“拙郎”の読み方と例文
読み方
割合
やつがれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつがれ
(逆引き)
否
(
い
)
や
拙郎
(
やつがれ
)
は
皆目
(
かいもく
)
知
(
し
)
るはずなけれど、
一昨年
(
をとゞし
)
病亡
(
なくな
)
りし
孃
(
ぢやう
)
さまの
乳母
(
うば
)
が、
常日頃
(
つねひごろ
)
遊
(
あそ
)
びに
來
(
き
)
ての
話
(
はなし
)
なりといふ、お
歳
(
とし
)
は十九なれどまだまだ十六七としか
見
(
み
)
えず
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
打
(
うち
)
うめかれしをお
出入
(
でいり
)
の
槖駝師
(
たくだし
)
某
(
それ
)
なるもの
承
(
うけたま
)
はりて、
拙郎
(
やつがれ
)
が
谷中
(
やなか
)
の
茅屋
(
ぼうおく
)
せき
入
(
い
)
れし
水
(
みづ
)
の
風流
(
みやび
)
やかなるは
無
(
な
)
きものから、
紅塵千丈
(
こうじんせんぢやう
)
の
市中
(
まちなか
)
ならねば
凉
(
すゞ
)
しきかげもすこしはあり
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
拙郎(やつがれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙僧
拙劣
拙作
拙斎
拙道
拙堂
拙陋
拙宅