トップ
>
拙陋
ふりがな文庫
“拙陋”の読み方と例文
読み方
割合
せつろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつろう
(逆引き)
だが、この両管領との合戦記は、馬琴が失明後の口授作にもせよ、『水滸伝』や『三国志』や『戦国策』を襲踏した痕が余りに歴々として『八犬伝』中最も
拙陋
(
せつろう
)
を極めている。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
学者はこの重大至難なる
責
(
せめ
)
に当るも、なおかつこれをかえりみず、区々たる政府に迫りてただちに不平を訴え、ますますその
拙陋
(
せつろう
)
を示さんと欲するか。事物の難易軽重を弁ぜざる者というべし。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
やむことなく
拙陋
(
せつろう
)
を顧みずして、自ら書き綴れり。
蘭学事始
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
拙陋(せつろう)の例文をもっと
(3作品)
見る
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
陋
漢検1級
部首:⾩
9画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙僧
拙劣
拙作
拙斎
拙道
拙堂
拙宅
拙寺
“拙陋”のふりがなが多い著者
内田魯庵
福沢諭吉
菊池寛