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拙陋
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せつろう
ふりがな文庫
“
拙陋
(
せつろう
)” の例文
だが、この両管領との合戦記は、馬琴が失明後の口授作にもせよ、『水滸伝』や『三国志』や『戦国策』を襲踏した痕が余りに歴々として『八犬伝』中最も
拙陋
(
せつろう
)
を極めている。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
学者はこの重大至難なる
責
(
せめ
)
に当るも、なおかつこれをかえりみず、区々たる政府に迫りてただちに不平を訴え、ますますその
拙陋
(
せつろう
)
を示さんと欲するか。事物の難易軽重を弁ぜざる者というべし。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
やむことなく
拙陋
(
せつろう
)
を顧みずして、自ら書き綴れり。
蘭学事始
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
陋
漢検1級
部首:⾩
9画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙僧
拙劣
拙作
拙斎
拙道
拙堂
拙宅
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