“投鎗”の読み方と例文
読み方割合
なげやり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猛虎まうこほふるといふ投鎗なげやりかたち髣髴ほうふつとして、その兩端りようたん一種いつしゆ奇妙きめう鋭角えいかくをなしてる、この鋭角えいかくが、てい速力そくりよくくわんして、きわめて緊要きんえうなる特色とくしよくさうである。
ローマ元老院議員らのひげをむしりにゆき、デルポイの寺院を略奪し、笑いながら天に向かって投鎗なげやりを投ずる、あの高慢と馬鹿元気との混合、などがまったくそのまま彼の詩の中に見えていた。