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所持
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しよぢ
ふりがな文庫
“
所持
(
しよぢ
)” の例文
運
(
めぐ
)
らしけるに平左衞門が金子を
所持
(
しよぢ
)
なす事を
豫
(
かね
)
て知りければ或夜安間が宅へ忍入
箪笥
(
たんす
)
の錠をこぢあけ二百兩の金を
盜
(
ぬす
)
み取其儘屋敷を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
市日には
遠近
(
ゑんきん
)
の村々より男女をいはず
所持
(
しよぢ
)
のちゞみに
名所
(
などころ
)
を
記
(
しる
)
したる
紙簽
(
かみふだ
)
をつけて市場に持より、その
品
(
しな
)
を
買人
(
かひて
)
に見せて
売買
(
うりかひ
)
の
直段
(
ねだん
)
定
(
さだま
)
れば
鑑符
(
きつて
)
をわたし、その日市はてゝ
金
(
かね
)
に
換
(
か
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
金兵衛
(
きんべゑ
)
手に取つて見ますると、
遠州
(
ゑんしう
)
所持
(
しよぢ
)
の
南蛮砂張
(
なんばんすばり
)
の
建水
(
みづこぼし
)
でございます。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
して
置
(
おく
)
女が
暮
(
くれ
)
の十三日に百兩の金を貰ひて
種々
(
いろ/\
)
品物
(
しなもの
)
を求めたりと申すではないか其の百兩の金子は
如何
(
いかゞ
)
して
所持
(
しよぢ
)
せしや主人の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しても此方には
聢
(
しか
)
とした證據があるぞ是其方
所持
(
しよぢ
)
の
煙草入
(
たばこいれ
)
が其場に落して有しなり夫を見よと
投出
(
なげいだ
)
されしに富右衞門は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“所持”の解説
所持(しょじ)とは、「持っていること」「携帯すること」である。所持しているものを所持品(しょじひん)ともいう。
(出典:Wikipedia)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“所持”で始まる語句
所持品