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所拂
ふりがな文庫
“所拂”の読み方と例文
新字:
所払
読み方
割合
ところばら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところばら
(逆引き)
權三
所拂
(
ところばら
)
ひぐらゐで濟むだらうか。(かんがへる。)もしお呼び出しになつて、今度こそは入牢申付くるなぞと來た日にやあ助からねえぜ。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
呼出
(
よびいだ
)
され吟味ありしかど
素
(
もと
)
より知らざる趣き
明白
(
めいはく
)
也然れども外に
心當
(
こゝろあた
)
りの者や
有
(
ある
)
と
種々
(
しゆ/″\
)
尋問
(
たづね
)
らるゝと雖も一
向
(
かう
)
心當りもなしと申に奉行所に於ても其身が殺して己が家の前に
置
(
おく
)
筈
(
はず
)
は無ければ通仙に
非
(
あら
)
ぬ事は知れながら
本人
(
ほんにん
)
出
(
いで
)
ざるゆゑ
所拂
(
ところばら
)
ひとなりしかば通仙は
是非
(
ぜひ
)
なく京都へ
引越
(
ひきこし
)
苗字
(
めうじ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
どうで
所拂
(
ところばら
)
ひか追放にでもなる奴等だから、お慈悲で當分歸してくれたのだ。手前達は知らねえのか、左官屋の勘太郎はきのふの夕方、無事に歸されて來たぞ。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
所拂(ところばら)の例文をもっと
(2作品)
見る
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
拂
部首:⼿
8画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有
“所拂”のふりがなが多い著者
作者不詳
岡本綺堂