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我折
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がお
ふりがな文庫
“
我折
(
がお
)” の例文
「おゝ
御館
(
おやかた
)
では、藤の
局
(
つぼね
)
が、
我折
(
がお
)
れ、かよわい、
女性
(
にょしょう
)
の
御身
(
おんみ
)
。
剰
(
あまつさ
)
へ
唯
(
ただ
)
一人にて、すつきりとしたすゞしき
取計
(
とりはから
)
ひを遊ばしたな。」
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
(濁れる
笑
(
わらい
)
)いや、さすがは姫路お天守の、富姫御前の
禿
(
かむろ
)
たち、
変化心
(
へんげごころ
)
備わって、奥州第一の
赭面
(
あかつら
)
に、びくともせぬは
我折
(
がお
)
れ申す。——さて、
更
(
あらた
)
めて
内方
(
うちかた
)
へ、ものも、案内を頼みましょう。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人目を
憚
(
はばか
)
るのだから、忍びに忍んで潜入するのだが、いや、どうも、
我折
(
がお
)
れた根気のいい事は、朝早くでも、晩方でも、日が暮れたりといえどもで、夏の末のある
夜
(
よ
)
などは、ままよ
宿鳥
(
ねどり
)
なりと
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
巫女
我折
(
がお
)
れ、お早い事でござりましたの。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“我”で始まる語句
我
我儘
我慢
我家
我邦
我々
我身
我等
我輩
我執