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憂
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うれう
ふりがな文庫
“
憂
(
うれう
)” の例文
喜憂栄辱は常に心事に
従
(
したがっ
)
て変化するものにして、その
大
(
おおい
)
に変ずるに
至
(
いたっ
)
ては、昨日の
栄
(
えい
)
として喜びしものも、今日は
辱
(
じょく
)
としてこれを
憂
(
うれう
)
ることあり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
けれども
其
(
その
)
心配はたゞ普通の親が其子の上を
憂
(
うれう
)
るのとは
異
(
ちが
)
って居たのです、それで父が『折角男に生れたのなら男らしくなれ、女のような男は育て
甲斐
(
がい
)
がない』
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
方今
(
ほうこん
)
、世の識者が小学校の得失を論じ、その技芸の教授を先にして道徳の教を後にするを
憂
(
うれう
)
る者なきに非ず。たとえば、天文、地理、究理、化学等は技芸なり。孝悌忠信は道徳なり。
小学教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
憂
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“憂”を含む語句
憂慮
憂鬱
憂愁
憂鬱症
鬱憂
杞憂
憂欝
憂悶
憂鬱病
憂患
物憂
憂苦
無憂樹
憂思
憂晴
憂世
憂惧
憂事
欝憂
憂欝症
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