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想見
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おもいみ
ふりがな文庫
“
想見
(
おもいみ
)” の例文
金殿玉楼
(
きんでんぎょくろう
)
その影を
緑波
(
りょくは
)
に流す処
春風
(
しゅんぷう
)
に
柳絮
(
りゅうじょ
)
は雪と飛び
黄葉
(
こうよう
)
は
秋風
(
しゅうふう
)
に
菲々
(
ひひ
)
として舞うさまを
想見
(
おもいみ
)
れば
宛
(
さなが
)
ら青貝の
屏風
(
びょうぶ
)
七宝
(
しっぽう
)
の古陶器を見る如き色彩の眩惑を覚ゆる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
神田氏の雀躍
想見
(
おもいみ
)
る
可
(
べ
)
し。
直
(
ただち
)
に事の次第を学友同志輩に語り、
孰
(
いず
)
れも皆先を争ふて写取り、
俄
(
にわか
)
に数本の蘭学事始を得たる
其
(
その
)
趣は、既に世に亡き人と思ひし朋友の再生に
遭
(
あ
)
ふたるが如し。
蘭学事始再版序
(新字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ほぼ諸子の風概を
想見
(
おもいみ
)
ることができる。文郁は毅堂の字で、二十二歳である。毅堂の名が江戸の詩人枕山湖山ら先輩の作中に見えたのはこの時を以て始とする。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
神田氏の
雀躍
(
じゃくやく
)
想見
(
おもいみ
)
るべし。直に事の次第を学友同志輩に語り、
孰
(
いず
)
れも皆先を争うて
写取
(
うつしと
)
り、
俄
(
にわか
)
に数本の蘭学事始を得たるその
趣
(
おもむき
)
は、
既
(
すで
)
に世に亡き人と思いし朋友の再生に
遭
(
あ
)
うたるが
如
(
ごと
)
し。
蘭学事始再版之序
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“想見”の意味
《名詞》
思い浮かべること。想像すること。
(出典:Wiktionary)
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“想”で始まる語句
想
想像
想出
想起
想念
想像力
想夫恋
想像裡
想到
想浮