“想念”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもひ22.2%
おもい22.2%
イデエ22.2%
そうねん11.1%
アイデア11.1%
ノーション11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうした景色に眼を止めながら、私は子供らしく樂しんでゐたが、その時曾て心に入つたことのない想念(おもひ)に襲はれたのであつた。
戞々(かつかつ)と鳴る馬の一足ごとに、源三郎の想念(おもい)は、際限もなく伸びひろがってゆく。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かう云ふ考へは僕のペンを鈍(にぶ)らせることは確かである。けれども僕の立ち場を明らかにする為に暫く想念(イデエ)のピンポンを弄(もてあそ)ぶとすれば、——
浩一は、口に出して呟(つぶや)いて見た。温泉めぐりをしているあいだも、白粉(おしろい)の濃い丸まっちい女を抱いているときにも、彼は絶えず自殺のことを考えていた。その想念(そうねん)には何か甘い味があった。
女妖:01 前篇 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
精神界において二つの固定した想念(アイデア)が共存するということは、物質界において二つの物体が同時に同じ場所に存在する事と同じように不可能である。
人生(ライフ)、々々(ライフ)というが、人生(ライフ)た一体何だ。一個の想念(ノーション)じゃないか。今の文学者連中に聞き度いのは、よく人生に触れなきゃ不可(いかん)と云う、其人生だ。
私は懐疑派だ (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)