恩知おんし)” の例文
わたしはこのんでバルブレンの手に落ちる危険きけんをおかすよりも、バルブレンのおっかあから恩知おんしらずの子どもだと思われているほうがましだと思った。
ロレ おゝ、罪深つみふかや/\! おゝ、作法知さはふしらず、恩知おんしらず! これ、そなた罪科ざいくわ國法こくはふでは死罪しざいとある、しかるに慈悲深じひぶか御領主ごりゃうしゅそなたかたち、御法ごはふげ、おそろしい死罪しざい追放つゐはうとはへさせられた。