トップ
>
恋
>
おも
ふりがな文庫
“
恋
(
おも
)” の例文
旧字:
戀
来ると自分を
恋
(
おも
)
っている女が有りそうな、無さそうな、世の中が面白そうな、つまらなそうな、
凄
(
すご
)
いような
艶
(
つや
)
っぽいような文句ばかり並べては帰る。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
不断
狂人
(
きちがい
)
になるほど
希
(
ねが
)
っていたように、実際の金持になったり、
美味
(
うま
)
いものをたらふく食ったり、美人から
恋
(
おも
)
われたりするよりも、今のこの歓びの方がどんなに尊いか知れない。
幻想
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
いまさかりなり
吾
(
あ
)
が
恋
(
おも
)
ふらくは
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
「あれが御嬢さんですか、なるほどこりゃいい、おっしゃる通りだ、ねえ
苦沙弥
(
くしゃみ
)
君、全く寒月はお嬢さんを
恋
(
おも
)
ってるに相違ないね……もう隠したってしようがないから白状しようじゃないか」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私
(
わたし
)
があなたを
恋
(
おも
)
っているのは、ちょうど宗教家が神にあこがれているようなものだの、あなたのためならば祭壇に供える小羊となって
屠
(
ほふ
)
られるのが無上の名誉であるの、心臓の
形
(
かた
)
ちが三角で
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“恋”の意味
《名詞》
(こい)ある人に強く惹かれること。
(出典:Wiktionary)
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“恋”を含む語句
恋人
恋歌
恋愛
恋慕
恋仇
妻恋
恋文
片恋
初恋
恋女
嬬恋
恋女房
恋々
妻恋坂
恋中
係恋
恋情
恋煩
恋病
恋風
...