“恋文”のいろいろな読み方と例文
旧字:戀文
読み方割合
こいぶみ50.0%
こひぶみ33.3%
ふみ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初瀬はせ春日かすがへの中休みの宇治での遊び心のような恋文こいぶみを送って来る程度にとどまり、こうした閑居をあそばすだけの宮として
源氏物語:48 椎が本 (新字新仮名) / 紫式部(著)
恋文こひぶみめけるふみを読めりけり
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「これをね」とお色は恋文ふみを出した。「いつもの方の所へね。……これが駕籠賃、これが使い賃、これが向こうのお屋敷の、若党さんへの心付け」
銅銭会事変 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)